ネギま 219時間目「脅威!闇の魔法!!」

 新技ドーピングのおかげでアムロ化したネギが一人二人三人と次々と敵を撃破して、結局危なげなくのどかの救出。
 一見してパワーアップ万々歳で、現実世界帰還への明るい材料のように見えるけど、実はそれ以上に不安材料が明るみになった回でした。

 闇の魔法だけならまだしも、心の中まで闇にに満ちているのはいかがなものかと。少年誌の主人公でなくともそれは明らかによくない。今回はすぐに戻ったけど、明らかに飲み込まれそうな描写があったしね。

  • 闇の魔法

 今回の描写を見る限り、闇の魔法は様々な攻撃魔法を取り込むことが出来るようだ。
 エヴァが編み出したということをあわせて考えると、闇の魔法とはつまり「単独で、取り込む魔法を変えることによって、あらゆる戦況に対応できる」技法のようである。
 過日のエヴァはこの魔法と人形使いのスキルをもって、どれほどの死地を一人で乗り越えてきたんでしょうねえ……。考えるだけで切なくなりそうなのでとりあえずヤメヤメ。
 それはともかくとして、ネギがこの魔法を使えば使うほど、極めれば極めるほど、究極的には「仲間不要」という結論に行き着くことになる。決してそうなるとは限らない、しかしこの魔法を編み出したのが昔のエヴァである以上、技法としての性質がそうである以上、その選択肢にぶち当たる日が必ず来るのでしょう。
 そうなったときに彼の周りに果してどれくらいの人間……まあこの作品だから素直にヒロインたちと言い換えるか……が残っているのでしょうね。
 ラカンからよすぎた相性だと聞かされた千雨、発動中の顔を間近で見たのどか、「闇」の代表格であるエヴァ、彼女が共感を覚える刹那、そして似たような過去を持ちながらメインヒロイン補正を携える明日菜。
 ……なんだ、いっぱいいそうじゃないか。なら問題なし……とおもいたい^^;w

 ともかく突き詰めていけばまだまだある、パワーアップ以上に問題点が露呈した今回のネギま、はてさてこれからどうなるんでしょうかねえ^^;
 考察とか苦手なんでそこら辺は他の方にお任せが無難かな?